商店建築 4月號/2024─CAFE特集

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■大特集/街角と日常に「ちょっと特別」を生み出す空間デザイン
非日常性や真新しいものが、かつてほど魅力を発していない。今、そんな時代になっているのではないでしょうか。非日常よりも、日常の延長。
目立つものよりも、街や暮らしに馴染んだもの。
真新しい存在よりも、古くからある街や文化に呼応した在り方。
そんな価値観が広がる今日、私たちが日々暮らす街に求めているのは、「日常の延長線上にある、ちょっと特別な体験」ではないでしょうか。そんなカフェとフードショップを、2章に分けて掲載します。

〈Chapter1 カフェ〉
第1章では、カフェとコーヒースタンドを掲載します。「ブルーボトルコーヒー」「ドトールコーヒー」「猿田彦珈琲」などの有名ブランドの最新店舗や、全開放できる木製サッシを通して街とつながり、軒先のベンチが目の前のバス停と一体化するカフェ、ディテールや素材感を大切にして丁寧に設計し、住まいのような空間を目指したカフェ、街に馴染んだ静かな佇まいのカフェなど、多数の事例を紹介します。
また、コーヒーの店だけでなく、「デザート専門カフェ」「日本茶カフェ」なども掲載するので、業態開発に興味のある方にもおすすめです。

〈Chapter2 フードショップ〉
第2章では、フードショップを特集します。和洋菓子などのスイーツ店を中心に、ジェラートやパンなど食品系の専門店を集めました。空間デザインのポイントは、商品(食品)の背景となりながら、その商品のストーリーやブランドの姿勢を、素材や形状で表現していくことです。
カフェカウンターの図面集、そして、フードショップの陳列什器に関する図面集など、設計資料も豊富に盛り込んだ一冊です。